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ドラマ

『シェイプ・オブ・ウォーター』イライザの周りはなぜマイノリティばかりなのか。

こんにちは。

CINEMANのポテト太郎です。

突然ですがみなさん、『シェイプ・オブ・ウォーター』はもうご覧になりましたでしょうか。

 

僕は映画館で観ましたが、とても素敵な作品だなと思いました。

今回はその魅力を伝えつつ映画に隠されたテーマについて触れていこうと思います。

CINEMAN的評価:★★★★★

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そもそもシェイプオブウォーターってどんな作品?

冷戦下のアメリカ、発話障害のイライザは、航空宇宙センターの清掃員として働いています。

ある日、その研究施設に半魚人の姿をした実験体が運び込まれます。

引用(https://eiga.com/movie/87780/)

後にこの半魚人はアマゾンの奥地で現地人の崇拝を受けていた神のような存在だったことが報告されます。

この半魚人はとても凶暴で、研究所の責任者であるストリックランドの指をちぎってしまいます。

 

イライザはしゃべれないので手話を使って半魚人とコミュニケーションを取ろうと試みます。

手話が徐々に通じ始める中でついには半魚人が手話を使ってイライザに話しかけ始めます。

イライザはありのままの自分を見てくれる半魚人に恋心を抱きます。

完全にイライザの思い込みによる恋愛ストーリーとして描かれます。

映画に込められた本当のテーマとは

『シェイプ・オブ・ウォーター』はただのロマンス映画かと思いきや実はマイノリティへの差別や抑圧をテーマにした作品であることがわかります。

引用(https://eiga.com/movie/87780/)

映画の舞台は冷戦の時代です。

当時は差別が当たり前の時代で健全な白人男性が社会的、家庭的に成功を収め、優位に立っていました。

研究所の責任者として登場するストックランドがまさにそのポジションに位置しています。

健常者の白人男性でキャリアも積んで出世して責任者になり、高級車を所有し家に帰れば奥さんと子供に迎えられ何不自由なく裕福を保証された生活を送っています。

これこそが当時のザ・成功者であり、マジョリティでした。

 

一方、主人公イライザは女性である上に発話障害を患っており社会的に見れば被差別対象のマイノリティです。

そして、イライザの味方をする人たちは黒人女性、ゲイの画家など一般社会から逸脱させられた者たちであり、物語のキーとなる半魚人もマイノリティなのです。

この当時のマジョリティマイノリティの図式が映画の中で展開されています。物語が進むにつれてマイノリティが今まで支配されていた環境から解放されていく様子が表現されていて考えれば考えるほど深い映画でした。

引用(https://eiga.com/movie/87780/)

 

残念に思うところ

素敵な映画だったのですがちょっと残念に思ったところがありました。

実はこの映画、日本ではR15+指定で放映されていましたが、アメリカ本土ではR18+指定です。なぜかというとレイティングを下げるために日本版ではぼかし処理を施しているシーンがあるからです。

個人的にモザイクがあると映画の世界観が崩れてしまい、現実に戻ってしまう感があります。日本で上映する以上仕方ないのかもしれませんが、気持ちが萎えてしまいました。

監督のギレルモ・デル・トロも表現の生々しさも含めた総合芸術としての映画の素晴らしさを伝えたかったと思うのですが、集客の関係でぼかしを入れられ、R15+指定作品となりました。

DVDで無修正版が出ているみたいなので機会があったら購入してみてください。

まとめ

シェイプオブウォーターはアカデミー賞で作品賞も含め、4部門も受賞した作品になります。おそらく一度見ただけでは理解できないことが多い作品ですが、友人などと一緒に考察してみるのも楽しいと思います。

一見の価値はありますので、ぜひ一度みてみてください。おすすめです。

作品情報

原題:The Shape Of Water

ジャンル: ドラマ/ファンタジー

制作年: 2017年

監督:ギレルモ・デル・トロ

脚本:ギレルモ・デル・トロ

出演:サリー・ホーキンス、オクタヴィア・スペンサー、マイケル・シャノン

上映時間:124分

映倫区分:R15+

第90回アカデミー賞(2018年)

  • 作品賞 受賞
  • 監督賞 受賞 
  • 美術賞 受賞
  • 作曲賞 受賞
  • 脚本賞 ノミネート
  • 撮影賞 ノミネート
  • 編集賞 ノミネート
  • 録音賞 ノミネート
  • 助演男優賞 ノミネート
  • 助演女優賞 ノミネート
  • 主演女優賞 ノミネート
  • 音響編集賞 ノミネート
  • 衣装デザイン賞 ノミネート

第75回ゴールデングローブ賞(2018年)

  • 監督賞 受賞
  • 作曲賞 受賞
  • 最優秀脚本賞 ノミネート
  • 最優秀主演女優賞 ノミネート
  • 最優秀助演男優賞 ノミネート
  • 最優秀助演女優賞 ノミネート
  • 最優秀作品賞(ドラマ) ノミネート

第74回ヴェネチア国際映画祭(2017年)

  • 金獅子賞 受賞
引用(https://eiga.com/movie/87780/)

 


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また、4月から都内のネットラジオ局でラジオパーソナリティとしてレギュラー出演することが決まっています。

映画の鑑賞本数はおそらく1,000本は軽く超えていて
毎日呼吸するように映画を見ており
映画は僕の人生になくてはならない存在です。


そんな僕ですが、
昔は全く生きがいを感じていませんでした。

他人の人生を生き
出来の悪い自分を責め
要領のいい他人と自分を比べ、卑下し
毎日家と会社の往復で
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さらには付き合う相手を間違えて2回も悪徳ビジネスに引っかかりそうになったほど。

そんなどうしようもない僕を救ってくれたのがある一本の映画です。
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